今さら説明するまでもなく、幕末の新選組にて鬼の副長と呼ばれ恐れられた土方歳三(ひじかたとしぞう)の生涯を描いた司馬遼太郎の人気歴史小説『燃えよ剣』。
1962年(昭和37年)11月から1964年(昭和39年)3月にかけて週刊文春に連載されていてもので、60年近く愛され、昨年10月にも岡田准一さん主演で50数年ぶりに実写映画化されたほか数々のドラマ・舞台化などされた人気作ですが、これまで漫画化された事がなかったのだとか。
そんな名作『燃えよ剣』の初の漫画化作品の第一巻が本日2022年5月9日(月)株式会社新潮社より発売されました。
脚本を務めるのは、『歳三の剣』『総司の夢』など新選組小説を生み出し、『燃えよ剣』に並々ならぬ想いを寄せる小松エメルと、作画を務めるのは、『燃えよ剣』に漂う耽美さから荒々しさまでを見事に描きぬく期待の若手漫画家・奏ヨシキ(カナタヨシキ)の二人によるタッグ。
喧嘩師・バラガキの異名をとり、戦いに明け暮れた美男子・土方歳三の生き様を漫画でも体験してみましょう!!
■内容紹介
時は安政四年。多摩の農民の子として生まれた土方歳三は、周囲からバラガキと渾名され、喧嘩に明け暮れる毎日を送っていた。いつの日か武士になりたいと強く願いながら、身分の壁に阻まれ、ただ想いだけが募るばかり。ある日、佐絵という女性と出会った歳三は、それをきっかけに激動の渦へと呑み込まれていく。後に「新選組・鬼の副長」と呼ばれ、幕末という時代を鮮烈に生きた男の比類なき青春譚!
沙村広明(漫画家。代表作『無限の住人』『波よ聞いてくれ』など)の推薦コメントに沖田総司が可愛すぎませんか?ってのが有りましたが確かに(笑)。でも病弱で色白・小柄な美少年剣士と呼ばれていただけに、あながち間違いではないのかもしれませんね(諸説あり)。土方さんは写真が残っていますが沖田さんは残っていませんので まぁドラマ性があっていいのではないでしょうか。