2021年の「ヤンマガWeb」にて開催された「本誌連載争奪杯」コンテストを見事に勝ち抜き、週刊「ヤングマガジン」2022年2・3合併号（2021年12月13日発売）より本誌連載がスタートした『税金で買った本』。
言われるまで気にもしていませんでしたが、よくよく考えてみると確かに図書館にある本は税金で購入されているんですよね。そんなタイトルの人気マンガ『税金で買った本』の公式ファンブックが、コミックス第7巻の発売日でもある本日令和5年5月8日（月）に同時発売されました。
およそ図書館とは縁遠そうな主人公のヤンキー・石平紀一(いしだいら きいち）が約10年ぶりに来訪した図書館にて、以前借りた本を紛失していたことをきっかけに、その図書館でアルバイトを始めるところから物語が展開していく本作では、主人公の他にもいかにも図書館司書という雰囲気の女性スタッフ・早瀬丸さんや、迷惑な利用者に対抗するためにヒョロガリな貧弱文学青年からマッチョになったスタッフの白井さんなど、個性豊かな図書館スタッフたちのキャラクターも面白い本作。
そんな『税金で買った本』の中から、本日発売の単行本7巻までに登場した主要キャラクターの紹介や、全話のあらすじ紹介、図書館に関するルールや、図書館がもっと楽しくなるさまざまなウンチク、移動図書館の取材レポなど、図書館全般に関する記事もたっぷりと掲載されています。
ほかにも、ファンブックならではの設定資料集や原作者「ずいの」氏と作画担当の系山冏（けいやま けい）氏とのスペシャル対談なども。
下記の画像自体がネタバレになりますが、主人公のヤンキー・石平は、実は主人公設定ではなかった？？？などの制作秘話や裏話なども面白いですよね。
掲載内容は以下。
・登場人物ファイル
・キャラクター診断チャート
・クソ利用者図鑑 produced by 白井
・『税金で買った本』ストーリーガイド
・図書館だより番外編
・『税金で買った本』に学ぶ図書館Q＆A
・独占スペシャル対談!! 原作・ずいの×漫画・系山冏
・キャラクター別名言ピックアップ
・『税金で買った本』に登場する書籍ガイド
・移動図書館そよかぜ号がいく!!
・一度は訪ねたい図書館 日本全国図書館ガイド
・図書館をもっと楽しむ
・『税金で買った本』ファンインタビュー①山田詠美さん
・『税金で買った本』ファンインタビュー②ニッチェ江上敬子さん
・全国の図書館で活躍中！ 『税金で買った本』イラストギャラリー
・『税金で買った本』設定資料大公開!!
・巻末書き下ろし 昼休みの早瀬丸さんと白井さん
【著者プロフィール】
原作・ずいの
1990年、静岡県出身。2019年『蜜吸系男子』で「月間新人漫画賞奨励賞」受賞。図書館勤務を経て、2021年「ヤンマガWeb」（講談社）『税金で買った本』で漫画原作者デビュー。現在も「ヤングマガジン」にて同作品を連載中。
漫画・系山冏
1998年、新潟県出身。2020年『しきじさんスイッチ』で「ちばてつや賞ヤング部門準優秀新人賞」を受賞。2021年」「ヤンマガWeb」（講談社）にて漫画担当として『税金で買った本』の連載をスタート。現在も同作品を「ヤングマガジン」にて連載中。
販売価格は定価税込1,430円です。
