誰もがご存知、世界的トップファッションブランドの「CHANEL(シャネル)」。ココ・シャネルが創業して以来、オーナー経営のスタイルを貫いてきたシャネルで、初のグローバルCEOを務め、世界最高のラグジュアリー・メゾン「シャネル」を率いて3倍成長を達成した「モーリーン・シケ(Maureen Chiquet)」元グローバルCEOよる初の自叙伝が株式会社ハーパーコリンズ・ジャパンより発売されました。
タイトルは『Beyond the Label 「こうあるべき」の先にある、自分流リーダーシップと成功の形』。
こんなに輝かしい伝説的なブランドのCEOに就任し、社歴も長く経験豊富な経営陣を率いていくのは、どう考えても手強いことだった。どうやってこのチームを未来へと導いていこう? 私はどんなCEOを目指そうか? やはり、創業者であるココ・シャネルに触発された私は、どうしたら既成概念を覆して新しいものを生み出せるか、と考えることにした。(本文より)
オーナー経営と言ってもココ・シャネルは独身で子供もいなかったため、共同経営者のヴェルテメール家が企業としての「シャネル」ブランドを維持してきていますが、そんな老舗メゾンのシャネルからヘッドハントされ、グローバル最高経営責任者として「シャネル」を率いて悪戦苦闘しながらも、レガシーと革新を融合させた社内イノベーションを起こし、3倍成長を達成したモーリーン・シケさんの著書。
女性経営者としてではなく、家庭を持つ主婦、妻、母としての苦悩も綴られています。
世界トップブランドの、そのトップにまで駆け上がった女性の自叙伝として、生きるヒントの詰まった一冊。
翻訳はケリー・マクゴニガル『スタンフォードの自分を変える教室』、ジェニファー・L・スコット『フランス人は10着しか服を持たない』シリーズなどでもおなじみ神崎朗子さんです。
販売価格は税別1,600円(税込1,728円)、電子書籍版はAmazon Kindleで税込み1,512円(2018/06/12現在)です。