第36回横溝正史ミステリ大賞受賞作で逸木裕（いつき・ゆう）の著作『虹を待つ彼女』が3刷が決定したことから、重版出来を記念し、約160ページが無料で読める、電子書籍の【期間限定！特別お試し版】を電子書籍販売サイトにて12月24日まで無料配信中です。
『虹を待つ彼女』あらすじ
2020年、人工知能と恋愛ができる人気アプリに携わる有能な研究者の工藤は、優秀さゆえに予想できてしまう自らの限界に虚しさを覚えていた。
そんな折、死者を人工知能化するプロジェクトに参加する。試作品のモデルに選ばれたのは、カルト的な人気を持つ美貌のゲームクリエイター、水科晴。彼女は6年前、自作した“ゾンビを撃ち殺す”オンラインゲームとドローンを連携させて渋谷を混乱に陥れ、最後には自らを標的にして自殺を遂げていた。
晴について調べるうち、彼女の人格に共鳴し、次第に惹かれていく工藤。やがて彼女に“雨”と呼ばれる恋人がいたことを突き止めるが、何者からか「調査を止めなければ殺す」という脅迫を受ける。晴の遺した未発表のゲームの中に彼女へと迫るヒントを見つけ、人工知能は完成に近づいていくが――。
(C)Yu Itsuki 2016 BOOK☆WALKER虹を待つ彼女【期間限定！特別お試し版】より
loundraw氏がイラストを描き下ろした美しい装幀も好評の『虹を待つ彼女』。プロモーション用のあらすじ紹介PVも公開されています。
「虹を待つ彼女」 逸木 裕 PV 角川書店ブックチャンネル
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