どこでも誰とでも手軽に遊べるハンディサイズのボードゲームなどを数多く手掛けている株式会社オインクゲームズから発売されているボードゲーム「海底探険」が日本を含む世界各国で累計20万部を突破されたそうです。
日本ではおよそ6.9万部を売り上げ、2020年1月末現在、海外版は、ドイツ語、英語、フランス語、オランダ語、スペイン語、ロシア語、韓国語、中国語バージョンが発行され海外版の累計13.1万部。合計で20万部を突破する大ヒットゲームとなっています。
おしえていんすとん 〜海底探険の巻〜
ルールはかんたん。みんなで一つの潜水艦に乗って海底に沈んでいるお宝をゲットするというゲームで、サイコロを振って出た数の分だけお宝(遺跡チップ)のマスを進んでいき、そのお宝を潜水艦へと酸素がなくなる前に持ち帰るというシンプルなゲームですが、固有のルールが以下のようにあります。
1.サイコロは1から3までの数字しかない特殊なサイコロを2個同時に振る。出た目の合計数分だけ自分のコマを進めていく(他のプレイヤーが止まっているマスは飛ばせる)
2.お宝(チップ)はレベル1から4までの種類があり、裏に0~15までの数字が記入されていて高レベル(海底深く)ほど点数が高い。
3.潜水艦にはプレイヤー共通の酸素が25あり、お宝を手にしたプレイヤーは自分がサイコロを振る際に酸素がお宝チップの数だけ減る。また、もっているお宝チップの数だけサイコロで出た数から引いて進まなければならない。
4.プレイヤーは止まったマスのお宝を取ることも出来るし、既に取られたマスに止まった場合には戻すことも可能。戻すことによって酸素の減りを抑えたり進めるマスの数を増やす(減らさない)ことも可能。
5.無事に潜水艦に戻れたプレイヤーはお宝をゲットし裏に書かれた合計点数がそのままポイントに。酸素切れで戻れなかったプレイヤーは持っているお宝チップを3枚ひとまとめにして次のラウンド用の最深部に置いておく。
という感じで、3ラウンド勝負で最後に多くのポイントをとった人の勝ち。お宝チップが減った分だけ3ラウンド目などはマスの長さが短くなっているので、高得点のお宝をゲットして一発逆転も可能です。
ポイントとしては、どのタイミングで戻るのか、このチップは取ったほうがいいのか?などですが、一番勘違いしやすいのがサイコロには1から3までの数字しかないということ。
つまり、合計では最低の2から最高の6までしか出ないのですが、お宝を持っているとその分酸素も減るし、進めるマスの数も減ること。例えばお宝2個持っていて2がでると一歩も進めませんので、他のプレイヤーのお宝の枚数や残りの酸素量、ゴールまでの距離(残りのマスの数)なども計算しながらの駆け引きが大きなポイントにもなってきます。
ともかく、実際に遊んでいる動画を見たほうが早いですね。
こちらは「ぬどんch」さんの動画で、帰還できない人も多くて最深部にお宝が結構貯まったりしています。
【一蓮托生】海底探険 (前編) 【ボードゲーム部】
そして、こちらは 「verywellボードゲーム」さんの動画。こちらは皆さん仲良く帰還されたりしているので逆に最深部にお宝が貯まっていなかったりと、欲深い大人チームと仲良し少年グループとの違いも見て取れますので、プレイするメンバーによって戦略が異なってきますね(笑)
【われら運命共同体】空気タンクはみんなで1つ!【海底探検】ボードゲーム 実況
販売価格は 2,200円(+税)
対象年齢は 8歳以上でプレイ人数は 2~6人となっていますが、2人では物足りないでしょうし、6人だと多すぎる気もしますので、やはり3~4人くらいで遊ぶのが良いかもしれませんね。
Amazonでも国内海外ともに概ね高評価ですね。卒業旅行などのお供にもぜひどうぞ。
TVアニメ「ぼくたちは勉強ができない!」第7話でヒロインたちが遊んでいたということでコラボ商品も発売されています。