エレキギターやエレキベースなどのジャックに直挿しして使える小型のパーソナルギターアンプが、ついにフェンダーからも登場しました。
コロナ禍の昨今、暇を持て余してン十年ぶりにギターに触りだしたというかつてのギターキッズたちも、自宅で家族の迷惑にならずに手軽に練習できるアイテムが小型でジャックに直挿しできるヘッドフォンアンプで、従来からVOXの「amPlug」シリーズが人気で、最近ではNUXの多機能型「MIGHTY PLUG MP-2」なども品薄になっていますよね。
そんななか、ギターブランドの老舗フェンダー社からMUSTANG™(ムスタング)アンプシリーズの名を冠した「MUSTANG™ MICRO(ムスタング マイクロ)」が発売されました。
Introducing The Mustang Micro | Fender Amplifiers | Fender
今回発売された「MUSTANG™ MICRO」はポケットサイズの小さなアンプで、MUSTANG™アンプシリーズと同じクオリティを誇る12種類のアンプモデルと12種類のエフェクトが搭載されているので、ギターと「MUSTANG™ MICRO」とお好きなイヤフォン(ヘッドフォン)などがあれば、いつでもどこでもお気に入りのサウンドでギターの練習が出来ます。
ちょっとギターを弾きたいときに、いちいちアンプやエフェクターにシールドさして、さらにギターとヘッドフォンを用意して・・・っていうのが意外と面倒くさかったりもしますが、この手のヘッドフォンアンプはギターに挿し込むだけですから、何なら挿しっぱなしで置いておいても良くね?的な。電源を切り忘れていても15分間入力=音が検知されない場合はスリープモードになりますし。
「MUSTANG™ MICRO」では、下記の写真のように、表面のダイヤル部分でボリュームの調整ができ、側面の各ボタンでアンプの切り替えやEQ設定、エフェクターなどの設定が出来ます。
Exploring The Mustang Micro Headphone Amplifier | Fender Amplifiers | Fender
また、Bluetooth接続(Ver.5.0)により、お気に入りの音楽のストリーミング再生も可能で、さらにUSB Type-C端子も搭載しているのでオーディオインターフェィスとしてPC接続が可能ですので、レコーディング出力してYouTubeにアップしたり、ファームウェアを更新したり出来ます。
同じく充電もUSB Type-Cですので、最近のスマホやタブレットなどですでに馴染みのものですよね。ちなみに満充電で連続使用時間約4時間以上(ローボリューム時には最大6時間の使用が可能)となっています。
また、バッテリー残量も色で知らせてくれるのも便利なところ。残量が50%以下では緑から黄色の点滅になり、20%を切ると赤色の点滅になります。信号と同じなのでわかりやすいですね。
メーカー希望小売価格は12,100円(税込)ですが、市販価格はフェンダー公式サイトも含め本日現在概ね税込10,890円となっています。