阪神電車を運行している阪神電気鉄道では、かねてから応援していた日本一の酒どころである「灘五郷」が令和2年度の「日本遺産(Japan Heritage)」に認定されたことを記念して、各駅周辺に仕掛けられた謎を解きながらゴールを目指す体感型ゲームイベント『阪神電車リアル謎解きゲーム「不思議な猫と灘五郷の秘密」』を来週2021年3月27日(土)から開始されます。
灘五郷(なだごごう)とは、神戸市の西郷(にしごう)・御影郷(みかげごう)・魚崎郷(うおざきごう)と、西宮市の西宮郷(にしのみやごう)・今津郷(いまづごう)の五つの郷の総称で、「白鶴」「大関」「日本盛」「菊正宗」「白鹿」など有名ブランドを有する酒蔵の多く集まる地域で、全国の約25%に相当する量の日本酒がこの地域一帯で製造されているそうです。
そんな灘五郷を有する神戸市や西宮市とともに伊丹市、尼崎市、芦屋市などが共同で申請していた『「伊丹諸白(いたみもろはく)」と「灘の生一本(なだのきいっぽん)」下り酒(くだりざけ)が生んだ銘醸地(めいじょうち)、伊丹(いたみ)と灘五郷(なだごごう)』が日本遺産に認定されたことを記念するイベントとして、阪神電車を使っての謎解きイベントが開催されます。
本イベント参加者には、灘五郷の案内人となる不思議な猫の「にゃだコ」(架空のキャラクター)とともに、阪神沿線に点在する酒蔵をはじめ、様々な沿線の魅力に触れていきながら、謎解きが楽しめる内容となっているそうで、オリジナルデザインの一日乗車券付き謎解きキットを購入しての参加となり、キットに記載の指示に従って、各駅周辺に仕掛けられた謎を解きながらゴールを目指します。
なお、「謎解きキット(オリジナルデザイン一日乗車券付き)」には購入特典として上記オリジナルマスクケースももらえます。ただし、こちらはゲーム序盤に立ち寄る施設でのプレゼントとなりますので閉館時間などにご注意ください。
また、ゲームに参加するには、PCやタブレット、スマートフォンなどのインターネットに接続された端末とLINEアプリが必要となります。
ゲームの制限時間はありませんが、おおむね5時間程度とのことです。
その他の詳細や練習問題などは特設HP( https://nazotoki-zepets.com/gogonada-nazo/ )にてご確認ください。
イベント期間は2021年3月27日(土)~2021年11月30日(火)と結構長期間にわたって開催されます。
ですので、多くの方が楽しめるようにSNS等での「ネタバラシ」などの行為はお控えください。
謎解きキットの販売価格は2,000円(税込み・オリジナルデザイン一日乗車券付き)
販売場所は阪神電車各駅長室(大阪梅田、尼崎、甲子園、御影、神戸三宮、新開地)です。
阪神電気鉄道株式会社 https://www.hanshin.co.jp/
『「伊丹諸白(いたみもろはく)」と「灘の生一本(なだのきいっぽん)」下り酒(くだりざけ)が生んだ銘醸地(めいじょうち)、伊丹(いたみ)と灘五郷(なだごごう)』認定概要(文化庁HP・別紙2より)
兵庫県(◎伊丹市,尼崎市,西宮市,芦屋市,神戸市)
江戸時代、伊丹、西宮・灘の酒造家たちは、優れた技術、良質な米と水、酒輸送専用の樽廻船(たるかいせん)によって、「下り酒(くだりざけ)」と称賛された上質の酒を江戸へ届け、清酒のスタンダートを築きました。酒造家たちの技術革新への情熱は、伝統ある酒蔵としての矜持(きょうじ)と進取(しんしゅ)の気風(きふう)を生み、「阪神間(はんしんかん)」の文化を育みました。六甲山(ろっこうさん)の風土と人に恵まれたこの地では、水を守り米を育てる人々、祭りに集う人々、酒の香(か)漂う酒造地帯を訪れ、蔵開(くらびらき)を楽しむ人々が共にあり、400年の伝統と革新の清酒が造られています。
※お酒は20歳になってから。
※LINEアプリに関しては他のアプリに変更になる可能性があります。