サンコー株式会社から2018年の2月に発売されて、テレビなど様々なメディア話題になった『糖質カット 炊飯器』。
サンコー 炊飯ジャー 糖質カット 炊飯器 6合 LCARBRCK
人気すぎて入手困難になりましたが、この炊飯ジャーの構造がジャーの下部に設置されたタンクに糖質を含んだ煮汁を排出する方式だったため、毎回そのタンクの煮汁も捨ててタンクを洗浄するという手間が余分にかかっていました。
(まぁその手間の分カロリーを余分に消費するのでそれはそれでアリなのでしょうが)
そういった声を反映して、改良された新商品が今回発売された『糖質カット炊飯器 匠(たくみ)』です。
【糖質カット炊飯器 匠】 −サンコーレアモノショップ公式チャンネル−
煮汁を下へ排出するのではなく、逆転の発想で内釜と外釜という二重釜にし、上の釜を自動的に持ち上げることによって糖質を含んだ煮汁から隔離するという方法で糖質カットを実現。
初号機の33%カットを上回る35%の糖質オフを実現しています。(リフトコントロールシステム:実用新案出願中)
使い方も簡単。普通の炊飯器と同じようにお米をといでジャーにセットし、スイッチを押すだけ。
あとは勝手に糖質がカットされたご飯が炊きあがります。
さらに、排水用タンクがなくなったことで、炊飯器自体もスリムでコンパクトになっています。
また、前作では低糖質炊飯しか出来ない炊飯器だったものが、この「匠」では外釜だけを使うことで通常の炊飯器としても利用が可能になっています。
デメリットとしてはコンパクトになった分、前作では低糖質炊飯のみとはいえ6合まで炊くことができたものが、今回は通常炊飯で1~4合、低糖質炊飯の場合は1~2合までしか炊けなくなっていますので、少人数もしくは低糖質を希望される方専用になっています。
ただし、そのぶん年間消費電力量も従来の130.2kWh/年から67.2kWhに大幅に低減していたり、低糖質炊飯はお米の硬さを3段階に設定が可能になっていたりと進化しています。
そのほか、内蓋部にもヒーターを搭載することで、上下の熱で保温し美味しさをキープするしかけも。
販売価格はメーカー希望小売価格が34,800円(税込)です。
「いつものお米で簡単に炊ける糖質カット炊飯器」で、遠慮しがちだったご飯を、ちょっとだけ余分に食べられる幸せがここにありますよ。
※<糖質削減量について>(メーカープレスリリース資料より)
当社炊飯器で炊飯した白米糖質量と標準糖質量の数値を元に算出。
[標準糖質量]文部科学省 日本食品標準成分表2015年版(七訂)第2章 日本食品標準成分表PDF(日本語版)「水稲めし」「うるち米」の数値を元に算出。
[炊飯した白米糖質量](一財) 日本食品検査にて測定した糖質量の数値を元に算出。 [試験成績書発行年月日]2018年11月7日[試験成績書発行番号]第318G10743-001号