「マイルームロビ」

 

ロボットクリエーターの高橋智隆(たかはし ともたか)さんが監修して世界的に有名になった、デアゴスティーニの毎号組み立てる自立歩行型ロボットの「週刊ロビ(Robi)」。昨年は待望の「週刊ロビ2」も発売されました。

ただし、こちらは自分で立ち上がって歩いたり、歌って踊れる高性能ロボットですので、全巻揃えて組み立てると約17万円ほど。

そこで、次に歩行機能などを取り除いて、座ったままのコミュニケーションに特化した「Robi Jr.(ロビジュニア)」シリーズが2015年にタカラトミーから発売されました(2017年1月にバージョンアップした「もっとなかよしロビジュニア」が発売)。こちらは価格も十分の一になって定価で税別1万5000円ほどに。

 

 

そして、新たにシリーズ第3弾として、反応がいまいちで不評だった会話機能を省いて「おしゃべりロボット」に特化して価格を押さえた「マイルームロビ」が2月28日(水)に発売されることになりました。

 


マイルームロビ紹介動画

 

会話機能がなくなったかわりに、新たにシリーズ初の5つのセンサー(TVリモコンセンサー、気温・湿度センサー、人感センサー、照度センサー、おでこセンサー)を搭載。単に勝手におしゃべりするだけではなく、お部屋の環境に応じた言葉をしゃべってくれます。

TVのリモコンを操作すると話しかける。温度や湿度に応じた言葉を喋る。人の気配や物音がするとしゃべりだす。明るいときは気ままにおしゃべりし、暗くなると静かになる。おでこをなでるとおしゃべりしてくれたり、おしゃべりモードをOFFにしたり。(※ロビの活動時間は朝の7時から夜の10時です)

そんなちょっと賑やかな、高さ17cmほどのかわいいおしゃべりロボットです。

「マイルームロビ」

価格もさらに安くなってメーカー希望小売価格が税別9,800円と1万円をきったお手頃価格に。市販価格は税込でも1万円切りそうですね(2018年1月18日22時現在のAmazonの予約価格は税込8,649円になっています。)

この値段でこれだけの機能があれば、「マイルームロビ」が1人(1台?)いるだけで、お家の中が明るくなりますよね。曜日設定でゴミの日なんかも教えてくれたり、おやすみなさいと言ってくれたり。

ちなみに、各設定も簡単で、おしゃべりで明暗等の室内環境を楽しく把握できる点などが評価されて、目の不自由な方も一緒に楽しめるおもちゃとして一般社団法人日本玩具協会が推進する「共遊玩具」にも認定されています。

また、ロビの声は、週刊ロビでもおなじみの声優・大谷育江さんです。

 

 

なお、「マイルームロビ」を動かすためには別売りの単4形アルカリ乾電池4本か、タカラトミー玩具専用ACアダプター「TYPE5U」が必要になります。(ロビ側への差込口が「mini USB Bタイプ」のものです)

記念日など各種設定が電池切れで消えてしまわないように、できればアダプターでの常時使用をおすすめします。

電池使用で「エネルギーが切れる~」というセリフが聞きたい方はそれでもいいかもしれませんが、万が一完全に電池切れになると初期化されてしまうそうです。また、電池はアルカリ乾電池のみが推奨されています。エネループなどの二次電池(充電式乾電池)の使用は禁止されていますのでご注意下さい。

 

 

※TVリモコンは日本国内のソニー、パナソニック、シャープ、日立、サンヨー、東芝、三菱電機などのメーカーの2010年以降発売の機種(赤外線リモコン)に対応しているそうです。

 

 

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