世界的に大人気のマンガ「PEANUTS(ピーナッツ)」。日本では「スヌーピー」の出ているマンガといった方がわかりやすいかもしれませんね。
1950年10月2日にアメリカの新聞7紙で連載がスタートしたチャールズ・M・シュルツ(Charles Monroe Schulz)氏による人気マンガで、今年で生誕70周年を迎える人気マンガ。
ちなみに主人公はチャーリー・ブラウンで、スヌーピーはそのチャーリー・ブラウンの飼い犬です。
そんな人気連載の「PEANUTS」を掲載順、年代順にまとめた全集『The Complete Peanuts』(ファンタグラフィック・ブックス社)が2004年から刊行されていて、その日本語版がようやく日本でも生誕70周年を記念して河出書房新社より2019年10月より『完全版 ピーナッツ全集 スヌーピー1950~2000』(全25巻)として毎月2冊ずつ刊行されます。
これまでの主な日本語版『ピーナッツ』は、
- 鶴書房版「PEANUTS BOOKS」全60巻→角川書店版「SNOOPY BOOKS」全86巻
- 「スヌーピー 全集」(70年代サンデー版を網羅)全10巻
- 「A PEANUTS BOOK featuring SNOOPY」全26巻
- 「Sunday Special Peanuts Series SNOOPY」全10巻
などがありましたが、50年分の連載作を全てすべてを収録したものは存在せず、未邦訳の作品も約2000作ほどあったそうです。
それが、初出版された頃からの翻訳者でもある谷川俊太郎さんの翻訳によって日本でも出版されることになりました。
未訳だった約2000作をこの全集のために新たに訳し下ろされたほか、これまでの訳も全面的に谷川さんの手で改訂されているとのことで、ファン必携の待ちに待った全集の邦訳版になります。
しかも、「PEANUTS」は作者シュルツ氏の味のある手書きのセリフもあってこその作品との考えから、邦訳の方は作品の外に完全対応で配置され、オリジナルの作品がそのまま味わえるバイリンガル仕様となっていますので、英語の学習教材としての価値もありますよね。
1冊に約2年分が収録された50年分の25冊。ただし、巻数と刊行順は異なります。
内訳としては第一期を黄金時代編として第11巻から20巻までの全10巻(1971~1990年)、第二期をヴィンテージ編として1950年から1970年までの第1巻から第10巻までの全10巻、第3期完結編として1991年から2000年までの第21巻から第25巻の全5巻という構成での販売となります。
ちなみに最終第25巻にはピーナッツの前身となる「リル・フォークス」も完全収録されています。
そんな完全版の全集の第一回目となる10月の配本としては『完全版 ピーナッツ全集 15 スヌーピー1979-1980』、『完全版 ピーナッツ全集 19 スヌーピー1987-1988』の2冊が2019年10月29日に発売となります。
販売価格は各税別2,800円(税10%込3,080円)。
また、発売を記念して、2020年3月末日までに全25巻を予約された方には、全集をより完全にする26巻目となる『完全版 ピーナッツ全集 別巻(『The Complete Peanuts』vol.26 の日本語版)』が最終巻配本時にもらえるのと、非売品スペシャルポスター3枚が第1期最終巻発売時にもらえる2大特典付き。
あるいは、10月4日までに第1期黄金時代編の全10巻を予約すると、同じくスペシャルポスター3枚がもらえる特典付きとなっています。
つまり、事前に全巻予約していないと『The Complete Peanuts』vol.26 の日本語版は入手できないということです。
なお、全25巻セットでの申込みの場合は一括金額が税別7万円(税込77,000円)となりますが、毎月刊行ですのでお支払いも毎月2冊ずつ(税込6,160円)となる場合など、ご予約の際に各書店にてご確認ください。
特典付きの予約に関しては、全国の書店または下記一部のオンライン書店にて受付中です。(紀伊国屋書店は各配本毎の支払いとなっています)
紀伊國屋書店:スヌーピー生誕70周年記念企画!『完全版 ピーナッツ全集 全25巻』
honto:完全版 ピーナッツ全集 スヌーピー1950~2000 全25巻予約受付中!!:紙の本
復刊ドットコム:https://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68327483
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