ソースネクスト株式会社から2018年9月7日に発売された最新の小型AI通訳機「POCKETALK®(ポケトーク) W」。
昨年発売された初代ポケトークから大幅に改良されたこの2代目となる「ポケトーク W」が、日本経済新聞社が発表した2018年第3四半期新製品ランキングで1位を獲得しています。
この新製品ランキングは、2018年第3四半期(7~9月)に発売、話題になった製品、サービス、施設などから最終的に38品目を選定し、大学教授・企業担当者・専門家らで組織する「新製品評価委員会」が、全6項目で評価したランキングで、昨年2017年第4四半期ランキングで1位を獲得した初代モデルの「ポケトーク」同様の高精度の通訳機能や、使い勝手などの改良を随所に施した点が評価されての2世代連続受賞につながったものです。
そもそもポケトークって何?
「ポケトーク」シリーズは、ポケットサイズのAI技術を活用した通訳機で、手のひらサイズでどこでも手軽に様々な言語に通訳してくれる機械のことです。
こちらは明石家さんまさんが出演されているテレビCMとそのメイキング動画です。
さんま、六か国語で“出っ歯”いじりされる 『POCKETALK(ポケトーク) W』新CM「服屋編」&メイキング
新型「POCKETALK®(ポケトーク) W」と初代「ポケトーク」との違いは?
2代目となった最新の「ポケトーク W」では、本体サイズはそのままに画面は3倍以上大きくなり、タッチパネル式に。
写真では本体サイズまで大きくなったように見えますが、本体の半分ほどがタッチパネル式の画面に変更されています。そのほか、聞き取りやすさという点でも初代モデルが0.8Wのスピーカー1個だったの対して新たに1.5Wのスピーカーを2個搭載、音量は無段階になっています。
また、世界105の国と地域で使えるグローバル通信SIMは世界初の内蔵型になり、面倒な設定は不要ですぐに使えるようになっていますので、(4G通信対応)簡単に海外旅行先でも通訳してくれます。
また、画面が大きくなったことで、吹き込んだ音声とその翻訳結果が言葉(音声)だけでなく、文字でも確認しやすくなり、文字サイズも4段階で変更できるようになって利便性が向上しています。
翻訳速度も向上し、見やすさ、使いやすさ共に刷新された新型「ポケトーク W」では、インド英語やオーストラリア英語などのアクセントにも対応し、2018年7月26日現在で74言語に拡大、速度だけでなく翻訳精度の向上も実現しているとのことです。
訪日外国人の中でも増えている中国語や、タイ、ベトナム、ミャンマーといった日本人の移住が増えつつアジアの地域の言語などが大幅に改善されてます。
また、モバイルデータ通信も4G(LTE)にも対応したことで、従来の3G回線に比べて通信可能エリアが拡大し、通信速度が速くなっているおかげで、翻訳中の微妙な”間”も改善されています。ちなみに初代モデルと比較して、モバイルデータ通信時で平均2.5倍、Wi-Fi接続時では平均7.4倍ほど翻訳スピードがアップしているそうです(ソースネクスト社調べ)
そんな、海外旅行をされる方はもちろん、訪日外国人と接客されることが増えてきたお店など、様々なシーンで活躍する「POCKETALK® W」の販売価格は2年のグローバル通信機能付きモデルがメーカー希望小売価格税別29,880円、日本国内のお店などでWi-Fi通信環境下でしか使われない場合のモデルが税別24,880円となっています。
さらに、「ポケトーク」の本体を防護するカバーやストラップ等のオプション品も充実したラインアップになっています。
詳しくはSOURCENEXT(ソースネクスト)のオンラインショップ「ソースネクストeSHOP」にて。
>>> POCKETALK(ポケトーク)
スマホでも翻訳アプリなどがありますが、バッテリーの心配をしたり、言葉も通じない外国の方に個人情報の宝庫のスマホを見せるのも抵抗があるもの。ましてやビジネス用途なら、やはり専用の通訳機を利用するほうが損害も最小ですみますしね。