2020年12月18日公開予定で、芥川賞作家の綿矢りささん原作の映画『私をくいとめて』。
朝日新聞紙上に連載されていた小説で、映画化にあたってヒロインのみつ子役には「のん」さん、みつ子が恋する腹ペコ年下男子・多田くん役は林遣都(はやし けんと)さんが演じられています。
そして、その映画化に際しては、第30回東京国際映画祭コンペティション部門・観客賞受賞や、第27回日本映画プロフェッショナル大賞の作品賞及び主演女優賞をW受賞した映画『勝手にふるえてろ』に引き続き、大九 明子(おおく あきこ)監督と再タッグを組んだ期待の作品です。
映画『私をくいとめて』本予告 〈12月18日全国ロードショー〉
~『私をくいとめて』作品概要~
おひとりさまライフがすっかり板についた黒田みつ子、31歳。 みつ子がひとりで楽しく生きているのには訳がある。 脳内に相談役「A」がいるのだ。 人間関係や身の振り方に迷ったときはもう一人の自分「A」がいつも正しいアンサーをくれる。 「A」と一緒に平和な日常がずっと続くと思っていた、そんなある日、みつ子は年下の営業マン 多田くんに恋をしてしまう。 きっと多田君と自分は両思いだと信じて、みつ子は「A」と共に一歩前へふみだすことにする。【公式】日活MOVIEチャンネル作品紹介より
そんな、映画の公開を記念して、原作本とのスペシャル・コラボレーション企画が登場。
原作本を購入し、スマートフォンに専用アプリ「pictPOP」をダウンロードして、原作本の全面帯をはずし、イラストの表紙にカメラ画面をかざすと、主人公の”みつ子”が浮かび上がり“うごく表紙”に様変わりするという、ユニークなARの仕掛けを楽しむことができるというもの。
ちなみに、原作本の解説をされているのは同じく芥川賞を「蛇にピアス」で同時受賞した金原ひとみさんです。
映画とあわせて、原作本のほうでもぜひお楽しみください。