ローランドのボス(BOSS)ブランドでも人気のギターアンプ「KATANAアンプ・シリーズ」から、世界初の完全ワイヤレス・ギターアンプ『KATANA-AIR』が発売されました。
BOSS KATANA-AIR ワイヤレス・ギター・アンプ
BOSS KATANA-AIR ワイヤレス・ギター・アンプの紹介
本体に収納されているワイヤレス・トランスミッター(送信機)をギターのジャックに装着すれば、ケーブルをつなぐことなくギターとアンプを無線で接続し、そのまま演奏することが可能。
演奏が終わってトランスミッターを本体のドックに戻せば、充電を開始してくれるというすぐれもの。1回の充電で約12時間のワイヤレス接続が可能になっていますので、練習に使うにも十分です。
また、”完全”ワイヤレスとうたっているのは、何もギターとアンプの接続だけではありません。アンプ自体も乾電池でも駆動するので、電源コードの接続なしでどこへでも持ち運んで好きな場所で演奏することができます。(ちなみに、ACアダプターからの給電時には出力30W(15W+15W)のアンプですが、バッテリー(電池)利用時には20W(10W+10W)へと若干ダウンします。)
単三の乾電池が8本必要ですが、それでもアルカリ電池で約7時間、充電式ニッケル水素電池(容量2500mAh使用時)で約10時間の連続使用が可能です。さすがに毎回8本を使い捨てるのはもったいないので、ここは充電式の電池1択でしょう。(ACアダプター:DC13Vも付属していますのでコンセントからの有線使用ももちろん可能です)
さらに、もう一つのワイヤレス機能として、音楽をかけながらの練習時に欠かせないスマートフォンやタブレットでの再生もBluetooth(R)で接続し、Bluetooth(R)スピーカーとしての使用も可能。何もかもがワイヤレスです。
そしてBOSSといえばエフェクター。「KATANAアンプ・シリーズ」の上位機種と同様の表現力が高いプレミアム・サウンドをこの『KATANA-AIR』にも搭載し、小さいながらも5種類のアンプ・タイプ、50種類以上のBOSSエフェクトを搭載していますので、別途エフェクターを用意したりする必要もなく、スマホとエレキギターとこの『KATANA-AIR』があれば、いつでもどこでも練習できます。(スマホは無くてもいいですが)
また、アンプとエフェクトの設定を本体メモリーに6つまで保存することも出来ますので、いつでもどこでもお気に入りのサウンドですぐに演奏が可能です。
こちらは『KATANA-AIR』の操作パネル。
そしてこちらがスマホなどで操作する専用アプリの画面です。
ちょっと練習したいときに、アンプにエフェクターにギターに音源にと色々セッティングのために電源コードやらシールドやらという、ちょっとしたことも意外と面倒だったり邪魔だったりしますよね。まさに、「こんなのが欲しかった!!」というワイヤレス・ギターアンプ。
サイズは350(幅)×144(奥行き)×181(高さ)mm、重さが2.2kg (電池を除く)、もちろんAUX IN、ヘッドホン/REC OUT端子も装備しています。
ただし、ヘッドホンを繋ぐ場合は残念ながら有線になります。Bluetooth(R)対応のヘッドホンの場合は『KATANA-AIR』はレシーバー(受信側)なので、別途Bluetooth(R)対応のトランスミッター(送信機)を接続しなければならないかもしれません。(試していませんのでわかりかねますが、その場合スマホなどとのペアリングにご注意ください)
販売価格は40,000円+税の43,200円です。4月発売予定が5月19日発売に延期されましたが、さすがに人気で今も品薄になっています。