『Strum Buddy』

 

米国のスピーカー・ブランド「Fluid Audio(フルイドオーディオ)」から発売されている、吸盤でギターにくっ付けるだけの手軽なポータブル・ギターアンプ『Strum Buddy(ストラム・バディ)』が、ついに日本に上陸。ローランド株式会社から2019年4月27日(土)に発売されました。

 


Fluid Audio Strum Buddy ポータブル ギターアンプ

 

アンプ(スピーカー)本体に付いている吸盤でギターにくっつけて、シールドでギターとつなぐだけで、どこでも手軽にギターの演奏が楽しめます。

ズボンのベルトやギターストラップに小さなアンプを通すやり方はこれまでにもありましたが、こちらはギター本体とつないでペタっとするだけの手軽さ。

ベルトやストラップだと準備も手間だし、ギターを置くときや再び手に取る時にも少し不便だったものが、これなら解消されます。

つまり、手持ちのお気に入りのギターがPignose(ピグノーズ)やフェルナンデスのZO-3などのアンプ内蔵ギターなどに早変わりします。

 

最大出力は6Wですので、ちょっとした練習や作曲などにも、さっとお気に入りのギターを手にとって気軽にプレイ出来るのでいいですね。

しかも『Strum Buddy』には、音を心地よく歪(ひず)ませる「クランチ」、音に揺らぎを与えて透明感を演出する「コーラス」、音に広がりを持たせる「リバーブ」の3種類のエフェクターも内蔵。心地よいサウンドを奏でられます。

 

アンプ本体への給電方法は乾電池でもなく、内蔵バッテリーへのUSB接続による充電方式のため、モバイルバッテリーなどでも手軽に充電出来るのも今風で、ありがたいところ。

本体の重量も181gと軽量なので、ギグバッグなどに入れて手軽に持ち運びも可能です。

ちなみに一回の充電で最大3.5時間(フル充電時)の連続使用が可能です。

 

また、『Strum Buddy』には音を強く歪(ひず)ませる「オーバードライブ」、うねるような効果をかける「フェイザー」と、「リバーブ」の3つのエフェクターを内蔵しているヘビーメタル仕様のの『Strum Buddy Heavy Metal』バージョンも同時に発売されています。

 


Fulid Audio Strum Buddy Heavy Metal ポータブル ギターアンプ

 

メーカー希望価格はオープン価格ですが、どちらのタイプも概ね税別9,000円前後(税込9,720円前後)で販売されています。

※塗装劣化の可能性があるため、デリケートな「ラッカー塗装」のギターへの使用はお控えください。