「うつ病100万人」とも言われるストレス社会の日本。
厚生労働省によればうつ病の人はこの15年間で約3.5倍にまで増えています。
ただ、その症状を自分で自覚したくないということもありますが、気合と根性で無理をし過ぎるとある日突然「あれっ、なんかおかしい」「自分の体なのに思うように動かない」と、日常生活に支障をきたすような体調不良や「どうせ私なんか…」という激しい気分の落ち込みなどといった経験もあるかもしれません。
そんなうつ病の受療率は約25%ともいわれていますが、うつ病の診断基準を満たさない人々は一般人口の約15%とも言われており、今や6人に一人がなんらかの精神疾患をかかえているかもしれないという身近な病気となっている「うつ病」。
こういったメンタルヘルスの保持増進や予防は今では社会全体の課題となっています。
また、その一方で、服薬以外で有効性の実証された治療・サポートが存在するにもかかわらず、多くの人が適切な治療・サポートを享受できていない現状があります。
そこで新たに始まったのがこのサービス。
株式会社NOMALは、無料&匿名で臨床心理士にウェブ上やLINEから質問をしたり、自分に合った医療機関やカウンセリングルームなどの専門機関を無料で検索できる、「Reme(リミー)」(http://reme-nomal.com/)のサービス提供を、世界メンタルヘルスデーである10月10日に開始します。
一般のユーザーは、無料かつ会員登録せずに利用することができます。また、リミーのサイト上はもちろん,LINEを通して匿名で臨床心理士に質問が可能で、より気軽に役立つ情報を得ることができます。さらに、法人向けとして、2015年12月から50名以上の法人で義務化される「ストレスチェック」対応をはじめとしたサービスパッケージも提供します。
スマホの普及とともにほとんどの方が利用している「LINE」を通じて、専門家に無料かつ匿名で気軽に質問したり相談できるサービス。
一人で抱え込まずに相談できる。
先月、2015年9月9日に「公認心理師法案」が参議院本会議にて全会一致で可決され、早ければ3年後の平成30年から国家試験が開始されることにもなり、ますますメンタルヘルスの世界も認知されてきています。
簡単ではないと思いますが、こうしたサービスから少しでも救われる方が増えればいいですね。
詳しくは Reme(リミー)サイト <http://reme-nomal.com/> まで。
※10月10日サイトオープン