フィルムにレンズとフラッシュを付けたいわゆる「使い捨てカメラ」として長年愛されてきた富士フィルムのレンズ付きフィルム「写ルンです」。
デジタルカメラの台頭やカメラ付き携帯電話、スマホなどの普及によっていわゆるアナログ(銀塩)カメラは人気がなくなり、フィルム自体も、レンズ付きフィルムの「写ルンです」も売れなくなって久しいですが、ここに来て再び若い世代からブームが来ているみたいです。
(TwitterやInstagramなどで「#写ルンです」と検索してみてください)
アナログカメラの一番の良さはそのアナログならではのボケ味。
また、撮ったその場で写真が確認できるデジタルカメラと違って、現像するまでどんな写真が撮れているのかがわからないドキドキ感と思いがけない写真などに出会えるワクワク感ですよね。あとは撮影できる枚数が決まっているため1枚1枚が貴重だということもあるかもしれません。
以前使っていた人には懐かしく、最近の若い世代には新しいこのレトロな使い捨てカメラ。
ちなみに使い捨てカメラと言っても実際には現像に出すときに本体も一緒に回収されてリユースされるので実はエコシステム。
そんな「写ルンです」は昭和61年(1986年)7月に発売されてから今年で丁度30周年を迎えるということで、平成28年4月8日(金)に一足早く「写ルンです 30周年 アニバーサリーキット」を全国50,000本限定で発売されました。
そのセット内容は上記の写真のように
1、「写ルンです」シンプルエース27枚撮り
2、初代「写ルンです」のデザインをイメージした30周年記念着せ替えカバー
3、「写ルンです」専用フィンガーストラップ(色は何色が入っているかはわかりません)
4、「写ルンです」小冊子(表:カバー取付説明書/裏:「写ルンです」クイズ)
となっていて、通常販売されているスタンダードモデルのシンプルエース27枚撮りに初代「写ルンです」のデザインをイメージした30周年記念着せ替えカバーを取り付けて初代「写ルンです」風なレトロな雰囲気を楽しめたりします。
また、着せ替えですので撮り終わったカメラを現像に出す際には、一度取り外して他の「写ルンです」に取り付けて何度でも楽しめます。
それと、専用のフィンガーストラップも付属しているのですが、これが嬉しい半面ちょっと残念なのが、きせかえカバーを外す前にストラップの方を外さないとカバーが外しにくいところです。まぁ、ストラップしたまま現像には出さないと思うのでどちらにしても外さないといけないのですが(笑)
ちなみに「写ルンです30周年 アニバーサリーキット」はオープン価格です。
通販サイトAmazon.co.jpでは5月8日現在税込954円にて販売されています。
Amazon⇒FUJIFILM 写ルンです30周年 アニバーサリーキット LF S-ACE NP FL 27SH 1 30TH
※楽天市場の最安値ショップはこちら ⇒ 「写ルンです」30周年 アニバーサリーキット 最安値ナビ
月刊フォトマガジン「TVガイドPERSONとのコラボ企画
また、月刊フォトマガジン「TVガイドPERSON」では先月発売の「TVガイド PERSON VOL.44」から「写ルンです」発売30周年を記念したコラボ企画を開始されていて、「写ルンです」で“今、もっとも旬な女性”を撮りおろすという「f.i.l.m.-フィルムに刻む女たちの一瞬-」という連載企画がスタートしました。
先月号(Vol.44)では、雑誌「Seventeen」の専属モデルや「A-Studio」のアシスタントを務める森川葵(もりかわ あおい)さんをモデルに。
また、女優としてもドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(フジテレビ系)や映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」にも出演するなど、正に旬な女性ですよね。
そして、明日(5月9日)発売の「TVガイド PERSON VOL.45」にて被写体となったのは、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で高畑充希演じるヒロイン・小橋常子の年の離れた妹・小橋美子(こはし よしこ)役を演じる女優の杉咲花(すぎさき はな)さん(※現在はまだ物語も序盤で美子の幼少期の場面が放送中のため、演じているのは別の子役さんです)。
ちなみに杉咲花さんはまだ18歳なのですが、すでに数年前から所有するフィルムカメラなどで写真を撮り続けていて、ブログやインスタグラムにも多くのアナログ写真を公開されています。
杉咲花オフィシャルブログ http://ameblo.jp/sugisakihana/
これからの季節に活躍しそうなのがこの10m防水仕様の「写ルンです」。値段も1500円前後と手頃です。