14歳2か月という史上最年少でプロ棋士(四段)となり、かつ、現在歴代2位となる25連勝中の現役中学生棋士の藤井聡太四段。加藤一二三棋士の14歳7か月という最年少記録を62年ぶりに更新した天才棋士ですが、その藤井プロが幼少期に遊んでいたというのが、『cuboro(キュボロ/クボロ)』というスイス製の木の立体パズルのおもちゃで、様々なパターンの穴や溝が付けられたブロックを組み立ててビー玉を走らせる知育玩具。
キュボロ スタンダード ・ベーシスその魅力と特徴を語る (クボロ・cuboro)
愛知万博のスイス館にも展示されていたというこのキュボロ。今年1月にNHKのクローズアップ現代で藤井聡太四段が幼少期に遊んでいたおもちゃとして取り上げられるや、瞬く間に人気となり、現在は半年以上の入荷待ちで、正規輸入品の販売が来年の1月末から2月頃になるとのこと。公営の森で育ったブナ材のみを使用しているため、大量生産が出来ないのでしょうね。
そんなキュボロを藤井聡太四段がお父さんからプレゼントされたのが3歳(4歳前)の頃だったといいますが、この『cuboro(キュボロ/クボロ)』の正規品、スタンダード版(54ピース入り)のお値段は何と税込34,560円!! 30個入りのベーシスでも約2万6千円します。
積み木やブロック、パズルなどは幼児教育、特に右脳教育などにも良いとされていますが、単純に4歳の子供に3万円ほどするおもちゃを買い与えたお父さんも凄いな、と単純にこの話を聞いて感じました。遊びを仕事として取り入れる教育法の「モンテッソーリ教育」を取り入れていた幼稚園に通っていたことも影響しているのでしょうね。
さすがに小さい子供の貴重な幼少期に半年という長い時間がもったいない、という方には、世界一のおもちゃ大国ドイツの中にあってNo1乳幼児玩具ブランドの「HABA(ハバ)」社から出ている「クーゲルバーン」という同じく木のブロックを組み合わせてビー玉を走らせるおもちゃはいかがでしょうか。
こちらも同じ木製立体パズルで、基本セットは42個、12種類の積み木が入ってお値段は税込18,000円前後と若干安くなっていまし、ブロック26個とドミノブロック12個のスターターキットなどは7~8千円ほど。
ちなみに大玉と大きなレールのタイプは1歳半から対象になっています。その動画がこちら
初めてのクーゲルバーン・基本セット・大
キュボロとの大きな違いは、クーゲルバーンはスロープの部材が多いのと、可視化出来るパーツが多いこと。
キュボロは基本的には傾斜のない溝と穴から構成されていて、見えない通路や慣性の法則でどこまで転がることが出来るかも計算(想像)しなければなりませんのでより難易度が高いおもちゃです。そういった点からも何十手も先を読む将棋と似ているところもあるのでしょうね。
ですので、2歳前後でクーゲルバーン、3~4歳からキュボロという使い分けもできそうですね。ベルなど音のなるパーツなどがあるのもクーゲルバーンの特徴です。