ドイツの自動車メーカーAudi(アウディ)の部品設計者が発明し1980年に創業・販売開始した知育ブロック「PolyM(ポリエム)」(※旧商品カナ名「ポリーエム」)。
耐久性と軽さ、柔らかさを兼ね備えているだけでなく、水切れのよさから家庭用洗濯機で丸洗い・脱水も可能で衛生的なMade in Germanyの知育ブロックです。
そんな安全面や衛生面が評価され、おもちゃコンサルタント6000人が選ぶ歴史ある賞で2019年の「グッドトイ賞」を受賞しています。
安全で清潔な、小さな子供にやさしいブロックとして、ドイツの幼稚園では90%以上で採用されているという「ポリエム」。
日本の保育園には厚生労働省の「保育所における感染症対策ガイドライン」によって、インフルエンザなどの感染症対策として、遊具は塩素系消毒薬により消毒したり、洗えるもので幼児がなめるものは毎日洗わなければならないと指定されていますので、保育士さんが毎日おもちゃの拭き取り作業を行っています。
そんななか、洗濯機で丸洗いできるこの「ポリエム」は重宝します。
東京三鷹市の保育園では2人で15分の時間(1人30分の業務量)を軽減しているという実績も報告されていたり、日本看護科学学会で玩具の菌汚染を研究している順天堂大学の林助教授によって消毒液も残らない洗浄効果も発表もされているという、安心・安全で効率も良い知育ブロックが、日本でも評価されたことになります。
ポリエムの世界へようこそ!
ちなみに「PolyM(ポリエム)」の「M(エム)」は発明者Meyer(メイヤー)さんら、製造販売に携わっているメイヤー家の頭文字。
メイヤーさん(左端)が当時の自分の幼い娘(中央)さんのために、安全で遊びやすいブロックを、と作ったのが最初で、今では孫のヨハン・メイヤー(右端)さんも会社でその魅力を日本に紹介されていたりもします。
また、ヨハン・メイヤーさんが20年前に幼稚園で遊んだポリエムは、いまもなお現役でドイツの子ども達が遊んでいるそうです。
角のない丸い形状と、軽くて水にも浮き、丸洗いでき、リサイクルも簡単という「ポリエム」。
ご家庭でもいかがですか?
※「ポリエム」は2017年まで日本では「ボーネルンド」社が「ポリーエム」という商品名で輸入販売していました。その後、日本での正規輸入代理店として株式会社カワダ並びに株式会社ヴィットハートの2社が輸入販売することとなり、その際に日本名が「ポリエム」に改名されましたが、全く同じ商品なので互換性があります。