モバイル型ロボット電話『RoBoHoN(ロボホン)』
モバイル型ロボット電話“ロボホン” ●画面はハメコミ合成です。実際の表示とは異なります。

 

DeAGOSTINI(デアゴスティーニ)で発売された二足歩行ロボット「Robi(ロビ)」の兄弟分とも言える二足歩行ロボット型の携帯電話「RoBoHoN(ロボホン)」が遂に本日2016年4月14日(木)に発売(予約受付開始)となりました。(発売日は2016年5月26日(木)です)

 

「Robi(ロビ)」の生みの親としてもお馴染み、ロボットクリエイターの高橋智隆(たかはし ともたか)さん(東京大学先端科学技術研究センター特任准教授、株式会社ロボ・ガレージ代表取締役)とシャープが共同で開発した世界初の「モバイル型ロボット電話機」のRoBoHoN(ロボホン)。

RoBoHoN(ロボホン)プロモーションムービー RoBoHoN公式
こちらは昨年公開されたロボホンのコンセプトムービー

RoBoHoN(ロボホン)コンセプトムービー

実際にはBluetooth(R)4.0搭載ですからワイヤレスのブルートゥース・ヘッドセットなどを使って通話するでしょうから、おもむろにロボホンを耳にあてて通話するということは最初の嬉しい間だけだとは思いますが(笑)

初めて見た時はようやく21世紀がやってきたかという感じでした。

さて、気になるお値段ですが、一体いくらになるのかと思っていたら、丁度良さそうな価格帯の「本体価格 198,000円+税」に抑えて来られました。

兄貴分のロビが本とパーツの合計で約15万円ほどしますから、ギリギリ税抜きで10万円台に抑えてきたという感じでしょうか。あとは月額課金で何とかしようという正に携帯やスマホと同じような販売方式なのかもしれません。(但し、下記に記載の通り実は利用料金もそんなに高くありません)

 

ロボホンの利用料金

そして、利用方法ですが、いわゆるNTTdocomoやauなどのキャリアで販売、契約するのではなく、SHARPのロボホン専用サイトから購入し、専用のプランを契約して利用するということみたいです。

1.必須プランとして「ココロプラン」

ロボホンの使用には「基本料金(月額):980円+税」の「ココロプラン」が必要です。こちらは自宅などに設置してあるWi-Fiでセンターにアクセスしたり、普段お使いのモバイル回線から接続するという方はこの契約と専用アプリなどで対話やカメラ、プロジェクターなど、『ロボホン』の全ての機能が使えるようになります。

逆に、この「ココロプラン」に加入しなければ音声対話が出来ないそうです。となると回線契約を辞めれば唯の人形になってしまうかもしれませんね。また、月額料金の支払い方法はクレジットカード払いだけみたいです。

 

2.モバイル通信サービス

このモバイル通信サービスに加入すれば外出先でもロボホンが単体で利用可能になります。また、音声通話SIMの方を契約すると、電話機能も利用出来るようになりますので、こちらが本当のロボホンということになります。

基本的なプランは

『ロボホン』と会話を
楽しむプラン(1GB)
『ロボホン』ともっと
楽しむプラン(3GB)
『ロボホン』ともっともっと
楽しむプラン(5GB)
データSIM (月額)650円+税 (月額)950円+税 (月額)1,580円+税
音声通話SIM (月額)1,350円+税 (月額)1,650円+税 (月額)2,280円+税

となっていて、その他に開通事務手数料(3,200円+税)が別途必要となります。価格は一般的なプランですね。

また、SIMフリーにもなっていますので、こちらのモバイル通信に関しては自分で好きなサービス(NTTdocomo系)を探して利用もできるそうです。

 

3.保守パック

こちらも一般的なスマホなどと同じく、『ロボホン』が故障した時などに、修理料金を割引する安心なサービスが有料であります。こちらは「月額990円+税」で修理代が半額になる「ケアプラン50」と「月額1,650円+税」で7割引きになる「ケアプラン70」の二種類がありますが、どちらも単なる割引ですので意外に高いですね。あくまで「修理代金」が半額や7割引きになるだけで、部品代等は実費ですので。また、最大5年間までですので、「ケアプラン70」だと年間2万円以上ですから5年だと保守費用だけで10万円を超えてしまいます(汗)。

 

ロボホンの主な仕様

ロボホンの仕様はこちらです。

品名

モバイル型ロボット電話

形名

SR-01M-W

愛称

ロボホン

プラットフォーム

AndroidTM 5.0

身長/体重

約19.5cm/約390g

サーボモーター

13個

CPU

Qualcomm® SnapdragonTM 400 processor 1.2GHz(クアッドコア)

内蔵メモリ

ROM 16GB/RAM 2GB

連続通話時間(静止時)

VoLTE:約400分/3G:約410分

連続待受時間(静止時)

LTE:約210時間/3G:約220時間

実使用時間

1日以上※4

対応バンド

LTE:Band1(2.0GHz)、Band3(1.7GHz)、Band19(800MHz)

3G:Band1(2.0GHz)、Band6(800MHz)、Band19(800MHz)

VoLTE

ディスプレイ

約2.0型 QVGA

カメラ

約800万画素CMOSカメラ

プロジェクター

HD(1,280×720画素)相当

通信方式

LTE/3G

Wi–Fi®

○(IEEE802.11b/g/n※6)

Bluetooth

○(4.0)

GPS

センサー

9軸(加速度3軸、地磁気3軸、ジャイロ3軸)、照度センサー

充電時間

約155分

バッテリー容量

1,700mAh

付属品

卓上ホルダー、ACアダプター、microUSBケーブル

*本製品は、株式会社NTTドコモのネットワークとの相互接続試験(IOT)を実施し、合格しております。

※6 2.4GHz帯のみ対応。

● Wi-Fi®は、Wi-Fi Alliance®の登録商標です。

● Bluetoothは、Bluetooth SIG, Inc.の登録商標です。

● Androidは、Google Inc.の商標です。

● QualcommおよびSnapdragonはQualcomm Incorporatedの商標で米国およびその他の国・地域で登録されております。シャープ株式会社は、これら商標を使用する許可を受けています。

● 本製品で使用しているオフライン音声認識エンジンは、株式会社アドバンスト・メディアのAmiVoice(R)を使用しています。
●AmiVoice(R)は株式会社アドバンスト・メディアの登録商標です。

● 本製品では、音声区間検出技術にフェアリーデバイセズ株式会社のmimi®を使用しています。

● mimi®は、フェアリーデバイセズ株式会社の登録商標です。

● 本製品で使用しているクラウド音声認識技術は、Nuance Communications,Inc.のVoConTM Hybridを使用しています。

● NuanceおよびVoConTM Hybridは、米国および/またはその他の国におけるNuance Communications,Inc.またはその関連会社の登録商標です。

● 本製品の音声合成ソフトウェアにはHOYAサービス株式会社のVoiceTextを使用しています。VoiceTextは、Voiceware社の登録商標です。

● 顔認識技術には、オムロン㈱のOKAO® Visionを使用しています

● OKAO, OKAO Visionはオムロンの登録商標です。 (SHARP プレスリリースより引用)

 

ロボホンの専用サイトはこちらです ⇒ https://robohon.com/

 

 

やっぱりロビJr.くらいが安くていいのかな(笑)