東京に住む男子高校生になる夢を見る田舎の女子高校生と、田舎に住む女子高生になる夢を見る男子高校生。やがてふたりは夢の中で入れ替わっていることに気付き・・・という物語の映画『君の名は。』
「君の名は。」予告 （東宝MOVIEチャンネル）
その映画の劇中で流れる楽曲は全て日本の4人組ロックバンド『RADWIMPS（ラッドウィンプス）』が手がけていますが、その中からメインとなる「夢灯籠」、「前前前世(movie ver.)」、「スパークル(movie ver.)」「なんでもないや(movie ver.)」など4曲の主題歌に加えて、印象的なシーンで流れるピアノがメインの楽曲を中心にセレクトした公式のピアノソロ楽譜集・〈『君の名は。』 music by RADWIMPS〉も映画公開と同時に発売され、あっという間に重版・増刷中と大人気です。
この新海誠監督の最新作映画『君の名は。』は、2016年8月26日の公開から9月2日までの8日間で212万7800人を動員し、興行収入も27億1200万円を突破した大ヒット作で、入場できなかった人も多かったとか。
国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks（フィルマークス）」では、この映画『君の名は。』のレビュー数が、サービス史上最速の8日間で1万件を突破したというぐらいに大人気。あの噂の『シン・ゴジラ』でさえ1万件超えるのに13日、『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』では15日かかったそうですから。
そんな一大ブームを巻き起こしている『君の名は。』の素晴らしい楽曲たちから採譜された曲はこちら。
夢灯籠・三葉の通学・糸守高校・はじめての、東京・憧れカフェ・奥寺先輩のテーマ・前前前世(movie ver.)・御神体・デート・秋祭り・御神体へ再び・三葉のテーマ・かたわれ時・スパークル(movie ver.)・なんでもないや(movie ver.) の全15曲。
定価は税別1,800円、仕様は菊倍判縦84ページで、全曲ピアノソロ、中級レベルで演奏できるアレンジで収載となっています。
ちなみにRADWIMPSが手がけた「君の名は。」のサウンドトラックも発売されていますが、初回限定盤は既に入手困難で高値で取引されていたりもします。
また、9月3日に行われた大ヒット御礼舞台挨拶にサプライズゲストとして登場したRADWIMPSのボーカルで、ギターとピアノも担当する作曲者の野田洋次郎さん曰く
「『前前前世』は『ストーリーから思い浮かぶ曲を書いて』と言われて衝動的に書いた曲。この2人を象徴するような曲なんです。『なんでもないや』は一番最後にできた曲で、今年の春に完成しました。僕の中でこの2曲は1つの物語になっているというか……この2曲でこの物語を閉じ込められたらいいなと思いました。だからここで歌うことができてよかったです」と話した。
だそうですので、この『前前前世』と『なんでもないや』は続けて演奏するのが良さそうですね。こんなうんちくを披露しながら（笑）
こちらは公式のビジュアルガイドブック。Amazonレビューにもありますが、あくまでガイドブックですのでビジュアルとは言え画集ではありませんのでご注意を。
また、新海誠監督みずから執筆した原作小説の『小説 君の名は。 (角川文庫) 』は現在楽天KoboやAmazon Kindleなどの電子書籍店にて文庫本の約半額の302円になっています。期間はたぶん楽天スーパーセールが終わる9月8日までだと思います。
最後はヒロイン・三葉役の上白石萌音（かみしらいし もね）さんが10月5日にリリースするデビューミニアルバム「chouchou」。カバーミニアルバムで全6曲入り。その中の1曲に『なんでもないや (movie ver)』が収録されています。
