ダークマターのリサ・ランドール博士
Physics professor, Lisa Randall, is the Frank B. Baird, Jr. Professor of Science and co-author of a recent paper that suggests dark matter may have played a role in the extinction of the dinosaurs.
Rose Lincoln/Harvard Staff Photographer

 

ハーバード大学物理学教授で、素粒子物理学および宇宙論を研究する理論物理学者のリサ・ランドール博士。

タイム誌の「もっとも影響力のある100人」やエスクワイア誌の「21世紀にもっとも影響力のある75人」にも選ばれ、プリンストン大学、マサチューセッツ工科大学およびハーバード大学で理論物理学者として終身在職権をもつ初の女性教授としても世界的に有名な博士。

リサ・ランドール博士は、宇宙は私たちが実感できる3次元+時間+もう一つの見えない次元・「余剰次元」という5次元時空を唱えたベストセラー「ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く」や、新種のダークマターによって恐竜が絶滅させられたかもしれないという「ダークマターと恐竜絶滅―新理論で宇宙の謎に迫る」といった著書で様々な最新理論を提唱されています。

そんなリサ・ランドール博士が来日して2016年6月19日(日)に東京大学駒場キャンパスにて、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU)の一般講演会「ランドール博士の科学的探索――ダークマターと恐竜の深い関係?」が開催されます。

参加費用は無料で、定員は200名とのこと。

応募多数の場合は抽選になるそうですが、幸いにも当日は映像配信(ストリーミング配信)もあるそうですので、直接見に行けなくても自宅や職場から見ることは可能みたいです。

また、当日は、ランドール博士と共著論文を発表したことがあり、本の監訳も務められた京都大学基礎物理学研究所の向山信治教授が、最新の物理学の理論が示唆する”4次元を超える宇宙”についての講義もされるそうです。

詳細は以下

日 時:2016年6月19日(日)15:00~18:30
会 場:東京大学駒場キャンパス 21 Komceeレクチャーホール
(京王井の頭線 駒場東大前駅より徒歩10分)
対 象:高校生以上(該当せず参加を希望される方はお問い合わせください)
参加費:無料
定 員:200名(応募多数の場合は抽選となります)
申 込: 下記サイトの応募フォームにてお申し込みください (5月31日〆切)
https://qooker.jp/Q/auto/ja/dinosaurs/dinosaurs/
(なお、メディアの取材につきましては下記のNHK出版までお申し込みください)
お問合:04-7136-5981 / Email: koukai-kouza@ipmu.jp(Kavli IPMU広報)

主 催:東京大学国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構
共 催:新学術領域研究「なぜ宇宙は加速するのか? ~徹底的究明と将来への挑戦」

ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く

ダークマターと恐竜絶滅―新理論で宇宙の謎に迫る