エレキギターを購入したら、一緒に購入するのがアンプ(スピーカー)とエフェクター(ギターの音を変える機械)。
中でもロックギタリストの初心者がまず最初に購入するエフェクターがBOSSの「コンパクト・ペダル・シリーズ」の黄色い「オーバードライブ」かオレンジ色の「ディストーション」ではないかと思います。
コンパクトなのに妥協のないサウンド作りと手頃な値段。堅牢なアルミダイキャスト製と乾電池でも作動する手軽さ。
そんなBOSSの「コンパクト・ペダル・シリーズ」は1977年に第1号機のオーバードライブ「OD-1」を発売して今年で40週年を迎えます。
これまでの40年で発売されたコンパクトエフェクターのシリーズ総機種数は118機種、累計販売台数は1,500万台にものぼり、世界中のギタリストに愛用されているエフェクターです。
現在も50機種以上の製品が販売されているそうですが、BOSSのこのシリーズは改良はしても復刻はしないということでも有名で一部廃番品などはプレミア価格にもなっていたりしますよね。
そしてこの度、「コンパクト・ペダル・シリーズ」デビュー40周年を記念して、1978年に発売されたベストセラーのディストーション「DS-1」のスペシャル・ブラックカラー・バージョン『DS-1-4A』が数量限定、期間限定で発売されることになりました。
オレンジのボディは精悍なブラックカラーに変更され、つまみや文字はアニバーサリーエディションにふさわしいゴールドに。ブラックとゴールドといえば一瞬マーシャルアンプを思い出させます。
YouTubeに様々なセッティングでのサウンドデモをアップされている動画がありましたのでご紹介。
BOSS DS-1 4A with Mike Hermans
こちらはBOSSのコンパクトペダル40周年の歴史を紹介しているメーカー公式動画
BOSS Compact Pedal 40th Anniversary
発売日は2017年1月28日(土)、販売予定台数は国内、海外あわせて50,000台予定となっています。
ちなみにBOSSは現在ローランドのグループ会社ですが、何と日本の会社(メーカー)です。しかも発祥は大阪だとか。長いこと使ってましたが、てっきりアメリカかどこかの外国製品だと思っていました(笑)
販売価格はオープン価格ですが、おおむね通常の「DS-1」より1,000円高い6,000円+消費税の6,480円になっています。