「大藪春彦新人賞」を創設

 
『野獣死すべし』、『蘇える金狼』などでも知られているハードボイルド作家の故・大藪春彦氏。その大藪春彦氏の名前を冠したハードボイルド小説・冒険小説などに与えられる徳間書店主催の「大藪春彦賞」。
 
1998年に第1回が開催され、2018年が第20回目となります。その第20回の審査の対象となる作品が、2016年10月から2017年9月までの1年間に刊行された作品ということで、いよいよ来月から選考が始まります。
 
その記念すべき節目の20周年に向けて、この度「大藪春彦新人賞」が創設されました。
 
応募作品は『冒険小説、ハードボイルド、サスペンス、ミステリーを根底とする、エンターテインメント小説』で、400字詰め原稿用紙換算で、50枚以上、80枚以内が審査の対象となります。
 
また、応募に当たっては、手書きは不可ですが、データー送信ではなく、ワープロやパソコンなどでプリントアウトしたものでの応募となります。
 
締切は2017年4月25日(当日消印有効)
 
応募の宛先は 〒105-8055 東京都港区芝大門2-2-1 株式会社徳間書店 文芸編集部「大藪春彦新人賞」係宛に
 
正賞(賞状)、および副賞100万円となっています。
 
選考委員には日本推理作家協会理事長の今野 敏(こんの びん)氏及び第1回「大藪春彦賞」受賞作家の馳 星周(はせ せいしゅう)氏、徳間書店文芸編集部編集長らが務められます。
 
また、この賞の創設に合わせて、第20回大藪春彦賞から副賞の賞金が500万円から300万円へと減額されるそうです。
(副賞の100万円を差し引いた残りの100万円が選考諸費用という感じでしょうか)
 
詳しくは第一回「大藪春彦新人賞」のサイトまで http://www.tokuma.jp/oyabuharuhikoshinjinshou/
 
「大藪春彦新人賞」の栄えある初代の栄冠に輝くのはアナタかも?!