ベビーカーやチャイルドシートなどの育児用品メーカーとして日本で70年以上にわたって赤ちゃんの安全などに貢献しているアップリカ・チルドレンズプロダクツ合同会社から、ヨーロッパ発祥のチャイルドシートに関する最新の安全規則「R129」に適合したチャイルドシート「フラディア グロウ ISOFIX 360°セーフティー」が発売されました。
公式のCM動画などはありませんでしたが、取扱の説明動画がありますので、購入されて説明書読んだだけでは分かりにくい、という時でも安心です。
アップリカ公式｜【取扱説明動画】フラディアグロウISOFIX360°セーフティ
今回の新製品は、新生児用の「平ら」なベッド型にもなるチャイルドシートに、側面（ドア側）からの衝撃も考慮した国際的な最新安全規則「R129」を取り入れ、両サイドに装備された頑丈なプロテクターの「サイドシールド」とヘルメットのような構造の「全身マモールクッション」を新たに装備したもので、赤ちゃんを360°全方位から守る日本初、最上級の安全を追求したチャイルドシートです。
「R129」とは、チャイルドシートに関する最新の安全規則のUN規則No.129（改良型幼児拘束装置）のことで、車は、前後より側面（ドア側）からの方が衝撃を直接受けやすいため、これまでの安全規則「R44」に替わり、前後からだけでなく側面（ドア側）からの衝撃に対しても、赤ちゃんの安全性を確認するために、新たに側面衝突試験が規則化されているもの。
アップリカ独自の「平ら」なベッド型チャイルドシート「フラディア グロウ ISOFIX 360°セーフティー」では、いち早くこれを取り入れ、日本国内で発売されている回転型チャイルドシートにおいて日本で初めて適合認証を取得しています（2018年10月23日・認証番号E13 020001）
また、最新規則(R129)では、旧規則(R44)での使用期間制限が体格のみ（体重9kg以上）で、月齢12ヶ月頃から前向き使用が可能であったものが、体格の制限（身長76cm以上）だけでなく、明確に月齢の制限が定められ、15ヶ月を超えるまで前向きで使用することを禁止されるようになったため、より長期間未熟なからだを後ろ向きシートで守れるように改良されています。
もちろん、車への取り付けも黄色のコネクターを差し込むだけで、カンタン確実に取り付けできる「ISOFIX」仕様です。
使用期間も身長40cm以上の新生児頃から身長100cmくらいまで長期にわたって使用でき、成長とともに
- 横向きベッド：身長40cm～70cm
- 後向きシート：身長60cmかつ首すわり～87cm
- 前向きシート：身長76cmかつ月齢15ヶ月以上～100cm
の3通りの使い方が出来ます。
販売されるのは通常の「フラディア グロウ ISOFIX 360°セーフティー」と、フットシート、エキストラシェード、肩パッドカバーが付いた「フラディア グロウ ISOFIX 360°セーフティー プレミアム」の2種類。
色は「ネイビーシェール NV」が共通で、通常版には「ブラックシェール BK」が、プレミアム版には「グレームーン GR」が追加されています。
販売価格はメーカー希望小売価格が「フラディア グロウ ISOFIX 360°セーフティー プレミアム」が69,000円（税込74,520円）、「フラディア グロウ ISOFIX 360°セーフティー」が64,000円（税込69,120円）。オプション価格が5,000円ということですね。
かけがえのない、幼いたった一つの大切な命。
年末年始の帰省ラッシュ時の安心のため。あるいは出産祝いの一つに最新で最高の安全を届けるチャイルドシートはいかがですか。
