ＪＸＴＧホールディングス株式会社が主催している童話作品の公募賞『ＪＸＴＧ童話賞』の記念すべき第50回目の作品募集が本日2019年3月1日（金）より受付開始されました。
1973年の第一回公募から「あたたかな心のふれあい」をテーマに募集され、その受賞作品を収めた童話集「童話の花束」として毎年発刊。これまで650篇以上の作品が収められ、全国の教育機関や児童福祉施設、海外の日本語学校などにも寄贈されています。
また、この冊子「童話の花束」は、チャリティー販売を通じてJXTGグループの石油特約店やLPガス特約店、JXTGグループ各社およびその従業員なども購入し、その売上金は全て「JXTG童話基金」として社会福祉法人全国社会福祉協議会に寄付、「JXTG奨学助成制度」を通じて児童福祉施設で暮らす子供たちの進学資金などとして活用されています。
そのほか、「童話の花束」の冊子に使用する製紙原料にJXTGグループが森林整備に取り組んでいる地域の間伐材を使用するなど、国内の森林保全を推進する林野庁の「木づかい運動」を応援するなど環境保全にも役立っています。
そんな、単なる童話公募だけではない『第50回ＪＸＴＧ童話賞』の募集概要がこちらです。
『第50回ＪＸＴＧ童話賞』概要
1．募集作品
- 「心のふれあい」をテーマとした創作童話。自身で考えたお話を自由な発想で執筆ください。完全未発表のオリジナルな作品に限ります。
- 必ずタテ書きで応募ください。市販の４００字詰め原稿用紙または ワード（２０字×２０行）５枚以内（表紙除く）で送付ください。
2.応募資格：アマチュアに限ります。合作、共作などは応募いただけません。
3.応募区分：一般の部・中学生の部・小学生以下の部（２０１９年５月３１日時点の区分）
4.各賞
<一般の部>
最優秀賞 １編 賞状、賞金１００万円、記念品
優秀賞 ２編 賞状、賞金 ３０万円、記念品
佳作 ５編 賞状、賞金 １０万円、記念品
奨励賞 ５編 賞状
<中学生の部>
最優秀賞 １編 賞状、賞品（図書カード１０万円分）、記念品
優秀賞 ２編 賞状、賞品（図書カード ５万円分）、記念品
佳作 ２編 賞状、賞品（図書カード ３万円分）、記念品
奨励賞 ５編 賞状
<小学生以下の部>
最優秀賞 １編 賞状、賞品（図書カード１０万円分）、記念品
優秀賞 ２編 賞状、賞品（図書カード ５万円分）、記念品
佳作 ２編 賞状、賞品（図書カード ３万円分）、記念品
奨励賞 ５編 賞状
※未成年者が受賞された際の賞金受領には、保護者の同意書が必要。最優秀賞・優秀賞・佳作は童話集「童話の花束（その５０）」に収録
5.募集期間：２０１９年３月１日（金）～５月３１日（金）（郵送は当日消印有効）
6.応募方法：郵送あるいはインターネット ※受領確認としてハガキあるいは電子メールを送付（応募作品は返却されません）
応募者全員に「童話の花束（その５０）」を１冊進呈（２０１９年１２月頃発送）
（１）郵送応募
応募作品に以下の必要事項を記入した表紙を重ね、右上を綴じて郵送してください。
<必要事項>
郵便番号・住所・氏名（未成年者は保護者の氏名併記）・年齢・性別・職業（小・中学生の方は２０１９年５月３１日時点の学年）・電話番号・作品名・応募区分（一般の部・中学生の部・小学生以下の部）
<送付先>
〒100-8692日本郵便（株）銀座郵便局 私書箱６１０号
「ＪＸＴＧ童話賞 Ｒ係」
学校からまとめて応募することも出来ます。
（２）インターネット応募：ホームページ（https://www.jxtg-group.co.jp/hanataba/）より詳細を確認の上応募してください。
7.発表：２０１９年１０月中旬予定・受賞者は、郵便にて通知のうえ、ホームページにて発表。
8.選考者：西本 鶏介（児童文学者）、立原 えりか（童話作家）、角野 栄子（童話作家）、中井 貴惠（女優・エッセイスト）、宮西 達也（絵本作家）、薫 くみこ（児童文学作家）、ＪＸＴＧ童話賞選考委員会（敬称略）
9.著作権：受賞作品の著作権（著作権法２７条および２８条の権利を含む）は、ＪＸＴＧホールディングス株式会社に帰属します。
10.個人情報の取り扱い
応募者の個人情報は、受領確認ならびに選考結果発表、「童話の花束」の発送、 次回以降の募集案内以外の目的には利用いたしません。なお、個人情報に関する秘密保持契約を締結している業務委託企業に対して個人情報の取り扱いを委託します。となっています。
11.問合せ先
ＪＸＴＧ童話賞事務局（ＪＸＴＧエネルギーお客様センター）
フリーダイヤル ０１２０－５６－８７０４
受付時間 ９：００～１７：００（土・日・祝日、年末年始を除く）なお、選考内容に関するお問合せは遠慮くださいとのこと。
12.主催・後援
主催：ＪＸＴＧホールディングス株式会社
後援：全国連合小学校長会、全日本中学校長会、全国市町村教育委員会連合会、全国小学校国語教育研究会、全日本中学校国語教育研究協議会
また、過去の受賞作品も童話の花束の公式サイトにて閲覧することが可能です。
選考委員で児童文学者の西本先生からのメッセージでは
ＪＸＴＧ童話賞の基本的なテーマはあたたかな心のふれあいです。
それさえ守っていただければどんな題材でもかまいません。大切なことは何を書くかではなく、いかに面白く書くかです。
いちばんつまらないのは、だれでも思いつくような発想や描き方をした類型的な作品です。童話だからといって動物をやたらと擬人化したり、ファンタスティックなお話にする必要はありません。現実を舞台にした人間のお話だって、いくらでもすぐれた作品が書けるはずです。
素朴であっても、いきいきと泣き笑いのできる作品、空想のできごとが本当のできごとのように思える作品、みずみずしい感性のイメージ豊かな作品、個性的でありながら誰もが共感できる童話、そんな童話を待っています。
引用元: 選考委員のご紹介
とおっしゃられています。
ぜひ、自身も楽しみながら、自由な発想で泣けて笑えて共感できる作品をご応募ください。
