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2018年6月18日午前7時58分に大阪府北部地域を襲ったM6.1、最大震度6弱の地震。今も余震が続き、茨木市や高槻市などではガスの供給が停止されたりもしています。

また、不幸なことにお亡くなりになられた方や怪我をされた方も多くおられます。改めまして、謹んでお悔やみとお見舞いを申し上げます。

そんな突然襲いかかる大地震。関西圏では23年前にも阪神淡路大震災という非常に大きな震災を経験していることや、東北や九州などの各地での大震災の教訓などが少なからず活かされてきてもいます。

それでも、いざ大地震を目の当たりにすると何をどうしていいのかわからなくもなったりしますし、かつては備えていたはずの災害対策用の非常食や水なども消費期限切れだったり懐中電灯の電池切れだったり。

今一度、防災グッズなどの点検や避難経路の確認なども改めて行わなければなりません。

また、そんなときに役立つのが、各市町村などでも配布されている防災マップや防災マニュアルです。

一般的な「防災マニュアル」は小冊子程度ですが、かなり詳しくわかりやすく書かれているのが、「東京都総務局総合防災部防災管理課」が作成して2015年9月に東京都内の全世帯に配布した防災用ハンドブックの「東京防災」です。

今後、東京都を襲う可能性がある南関東直下地震などへの対策について書かれた災害対策マニュアルで、当時の舛添都知事の唯一の功績といっても過言ではないかもしれません。

そんな「東京防災」も、2015年からは全国の東急ハンズなどで140円で販売されたりもしていますが、2016年からは、Appleの「iBook Store」やAmazonの「Kindle」といった電子書籍販売店で無料ダウンロード出来るようになっています。(英語版は「Disaster Preparedness Tokyo」というタイトルですので必要な方はそちらで検索してください)

 

 

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★Amazon Kindle ⇒ 東京防災

★iBook Store ⇒ 東京防災 – 東京都総務局総合防災部防災管理課

★楽天Kobo ⇒ 東京防災【電子書籍】

 

ちなみに内容としては

(1) 大震災シミュレーション(地震発生の瞬間から避難、復興までをシミュレート)
(2) 今やろう 防災アクション(今すぐできる災害の備え)
(3) そのほかの災害と対策(地震以外の東京に潜む様々な災害と対策の解説)
(4) もしもマニュアル(災害発生時に役立つ知恵や工夫をイラスト付きで解説)
(5) 知っておきたい災害知識(災害に関する知識のまとめ)
(6) 漫画 TOKYO“X”DAY(かわぐちかいじ氏オリジナル漫画)

となっています。

応急手当のしかたや簡易トイレの作り方、簡易ランタンの作り方など、いざというときにどうやって作るんだったっけ?といった場合に役立ちます。災害用伝言ダイヤルや各種インフォメーションも充実していますので、本当に「いざ」というときに役立ちますよ。

 

また、今年の3月にも女性の視点からのわかりやすいイラストも豊富な防災ブック「東京くらし防災」も発行され、同じく各電子書籍サイトで無料ダウンロードが可能になっていますので、スマホなどにダウンロードしておくと、電波のない場所でもオフラインで見ることが出来て便利ですよ。

PR動画も作成されていました。


「東京くらし防災」PR映像

 

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★Amazon Kindle ⇒ 東京くらし防災

★iBook Store ⇒ 東京くらし防災 – 東京都総務局総合防災部防災管理課

★楽天Kobo ⇒ 東京くらし防災【電子書籍】

 

 

 

でも、今回の地震後に一番多かったのが大阪ガスの北部地域でのガスの供給停止報道に関する誤解。

これは茨木市や高槻市などの一部地域だったのですが、他の地域でも地震の際に安全装置が働きガスの供給がストップしていたため、いつになったら復旧するのかわからないといったツイートも多く見られました。

しかし、これは単に各家庭の屋外に設置されているガスメーターの機器が安全装置の作動によって停止していただけの家庭も多かったので、本当にガス漏れなどしていない場合は、自己責任ではありますが、安全確認の上でメーター機器のところの復帰ボタンを押すだけで解決したという家庭も多かったと思います。

一般的にはメーターの所に復帰のしかたが書かれていますので、一度確認されたほうがいいかもしれませんね。こういったことは民間のことですし、メーターの機器によってやり方も違いますので防災マニュアルなどには詳細な記載がありませんので、各戸で事前に確認しておくのがいいと思います。

 

さらにいえば、東日本大震災や熊本大震災時には2日後に更に大きな本震が発生してることからも、48時間前後にあたる今晩から明日の朝にかけては十分な警戒が必要ですので、今のうちに準備されることをおすすめします。