株式会社学研プラスより2012年4月に発売された『日本100名城に行こう 公式スタンプ帳つき』。
このいわゆるスタンプラリー帳が何と増刷されて20万部を突破したとのことです。
日本の100名城を選定している公益財団法人 日本城郭協会からはスタンプ帳の無い通常のガイドブック『日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ)』も販売されていますが、スタンプ帳付きの物がこれだけ売れているというのも凄いことですね。
時代劇の他にも大河ドラマなどで歴史物が身近だったり、若い女性たちの間でも歴史ブームで、歴史好きな女性のことを『歴女(れきじょ)』と呼んでみたり、銘刀が擬人化したオンラインゲーム『刀剣男子(とうけんだんし)』などによっても戦国時代などがフューチャーされる機会が増えているのもあるのでしょうね。
このシルバーウィークにも多くの方が各地の名城を見に訪れられていることでしょう。
そして、これからの季節は紅葉や雪景色などさらに名城が映える季節にもなっていきますし、ますますこのスタンプ帳付きのガイドブックが売れていくのでしょうか。
ちなみにこの『日本100名城に行こう 公式スタンプ帳つき』を監修している公益財団法人・日本城郭協会 (http://jokaku.jp/)では100城のスタンプを押し終えた方で希望される方には「登城完了認定」も実施していて、2016年9月現在で北は北海道から南は沖縄まで、日本全国47都道府県に散らばった100の名城を訪れた猛者が1195名も登録されています。
つまり、全城制覇、全国制覇、日本一周した方々がこの3年半ほどで既に1,200名ほどおられるということです。
単純計算で月に2~3城見て回られていることになりますね。
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