「カメラグランプリ2019 大賞」を受賞した「LUMIX S1R」

令和元年の2019年5月もあっという間に終わりましたね。すでに平成という時代が過去の歴史上の時代ということに。

そんな時代の移り変わった記念すべき例話の時代の一コマを切り取るのに、「カメラグランプリ2019 大賞」を受賞したパナソニックのミラーレス一眼カメラ「LUMIX S1R」はいかがでしょうか。

 

世界で初めてミラーレス一眼カメラを発売したパナソニックが、満を持して2019年3月に発売したのが、パナソニックとしては初の35 mmフルサイズイメージセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラの「DC-S1R」と「DC-S1」。

その「LUMIX S1R」が2019年5月17日(金)に発表された「カメラグランプリ2019(Camera GP Japan 2019)」において大賞を受賞しました。

「LUMIX S1R」

この「カメラグランプリ2019」は、写真・カメラ専門の雑誌・Web媒体の担当者の集まりであるカメラ記者クラブが主催し、カメラグランプリ実行委員会の運営のもと、55名の選考委員によって2018年4月1日~2019年3月31日に発売された製品から各賞を選考するもので、最も優れたカメラ1機種に与えられるのが「大賞」となります。

カメラグランプリ2019実行委員会のコメントにもあるとおり、機能的、性能的、官能的に全方位的に優れたカメラとなっていて、ライカカメラ社の開発した大口径・短フランジバックのLマウントを採用しLUMIX Sシリーズ用に開発された「Sシリーズレンズ」を搭載し、新開発の「ローパスフィルターレス 35 mmフルサイズCMOSセンサー」と「ヴィーナスエンジン」を採用。

また、S1Rは有効画素数4730万画素という高画素によってさらに高解像度と印象的な立体感、高品位なボケ味を実現。8回の撮影を合成するハイレゾモードで約1億8700万画素相当の画像を得られたり、フルサイズのミラーレス一眼カメラとしては世界初の4K/60p動画記録に対応するなど、パナソニックの培って来たデジタルカメラの技術が詰まった逸品になっています。

ちなみに「ルミックスS1」を使用して作成された公式動画がこちら。デジカメは写真だけでなく動画もここまでのレベルになっているというのもすごいですね。


LUMIX S1で全編撮影「GRAVITATION」【パナソニック公式】

 

FilmmakerのOsamu Hasegawa氏によって全編LUMIX S1で撮影された作品で、こちらは御本人による解説付きそのメイキング動画です。


ルミックスS1「The Review of GRAVITATION」【パナソニック公式】

 

メーカー希望小売価格はオープン価格となっていますが、実売価格で「DC-S1R」が標準レンズキットで大手家電ショップで56万円代から62万円代(10%ポイントのあるショップが6万ポイント分高いという感じでしょうか)という感じです。

ただし、大賞をとったので現在は在庫のあるショップが少なくなっているみたいですね。

見つけられたら、夏のボーナスでいかがでしょうか。

パナソニック Lumix DC-S1R ミラーレスデジタルカメラ 24-105mmレンズベースアクセサリーキット付き
パナソニック(Panasonic)

 

ちなみに、惜しくも大賞を逃し総合金賞となったのは「Nikon ミラーレス一眼 Z7」です。実はその差がわずか1点という限りなく大賞に近い逸品です。

 

また、Webでの読者投票による「カメラグランプリ2019 あなたが選ぶベストカメラ賞」に輝いたのは、独特のデザインも印象的なオリンパスの「OM-D E-M1X」です。